International_Klein_Blue

緊張感高まる北東アジアにて奮闘する日本を温かく見守るブログ

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パイク


脳卒中で倒れ車椅子生活を送りつつも制作を続けていたナムジュン・パイク。
2006年1月29日午前6時ごろ、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミの自宅で死去した。
妻・久保田成子と看護士が見守るなかで静かに生涯を終えたという。

カールハインツ・シュトックハウゼンやジョン・ケージのもとでの前衛音楽活動。
フルクサスにおけるアヴァンギャルドアート。
ヴィデオ・アート、メディアアート、ロボット・アートの黎明期における先駆者。(ちなみにリモコン式ロボットによるパフォーマンス歩行中に、自動車にはねられ、このロボットは史上初のロボットの交通事故犠牲者に。)

音楽や美学の理論、禅などの東洋哲学を含む幅広い思想をもとに、20世紀後半においてアヴァンギャルドを体現してきた素晴らしいアーティストだと思う。
心よりご冥福をお祈りします。

そんな状況も冷めやらぬ中、ナムジュン・パイクの作品が展覧開会期中に強制撤去される事態に。
撤去の経緯は、韓国市民らの抗議によって美術館側がそれを受け入れたらしい。
抗議の理由は、作品に用いられた古地図に、フランス語で「日本海(Mer Du Japon)」と表記されていたというだけ。

死者にまで言論弾圧・・・
これはさすがにやり過ぎかなと思う。
さらに、亡くなってからもなお社会への問題提起を続けるパイクもある意味スゴイ。

ソース:「日本海」表記入りのパイクさんの作品を撤去

【ソウル25日聯合】京畿道果川市の国立現代美術館に展示されている故ナムジュン・パイクさんの作品のうち、東海を「日本海」と表記した古地図を使った作品が、25日に撤去された。

 この作品は、5日から始まった「韓国現代ドローイング展」に展示されているパイクさんのドローイング5点のうちの1つ。「古地図2」のタイトルで、パイクさんとドイツ生まれのアーティスト、ヨゼフ・ボイスさんの関係を象徴的に表現したものだが、作品に用いられた古地図には、東海がフランス語で「日本海(Mer Du Japon)」と表記されている。

 美術館側は、韓国を代表するアーティストの作品に「日本海」の表記があるのは問題だとする市民らの抗議を受け入れ、作品を撤去したと説明した。
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